ギリシャの岩場でクライマーが墜落し、あばらを骨折する瞬間
ギリシャのカリムノス島で「Omiros」(5.12b)を登っていたクライマーが墜落す瞬間を捉えた動画です。
クライマーはよいホールドを探しますが耐えきれず、壁から引き剥がされます。その際足がロープに引っかかり、逆さになりながら背中を壁に強打しています。
クライマーはロワーダウンの最中に血を吐いたとのことで、すぐ病院に運び込まれました。幸い、親指とあばらの骨折だけで済み、命に別状はないとのこと。
この怪我は、ロープに足を絡ませてしまったクライマーの不注意によるものではありますが、クライマー墜落時にビレイヤーがジャンプするなどダイナミックビレイを行えば、少しはダメージが軽減できたかもしれません。
また、頭を壁に打ち付けなかったのは幸いでした。こうした事故が最悪な結果を招かないようにするためにも、ヘルメットは必ずかぶるようにしたいものです。